朗読作品のお知らせ
- Maki Ishikawa
- 4 日前
- 読了時間: 2分
アクセス、ありがとうございます。
2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。
日本点字図書館にて製作いたしました
録音図書「命の交差点 ナースの卯月に視えるもの(秋谷りんこ著/文春文庫)」が、
全国の図書館で利用開始となりました。

この録音図書は、
様々なご事情・特性により文字を読むことが困難な方のためのDAISY(デイジー)図書で、一般の方は対象とはなっていません。
貸出CDと、インターネット上の図書館(サピエ図書館)でのみ、
お聞きいただくことができます。
(デイジー図書は、もともと視覚に障がいがおありの方々が対象でしたが、
現在は、
多様なご事情・特性により文字を読むことが困難な方々へと対象が拡大されています。)
日本点字図書館を通じての録音製作3冊目。
シリーズ作品は同じ読み手で、という基本方針がおありとのことで、
前作に続けて担当し、
既に刊行された続編についても、朗読のご依頼を承ったところです。
録音製作は、厳密に申しますと≒朗読。
あくまでも音訳であり、書かれている情報をより正確にお伝えすることが第一義。
私自身、製作スタッフの方々のご助言や利用者の方々のお声を承りながら、
新しい抽斗を設けて試行錯誤と研鑽を重ねている最中です。
今作の音訳に際し強大な不可抗力となったのが、酷暑。
私は自宅でナレーションを録音し、編集と自己校正を経て納品しているのですが、
録音時は、
ノイズ防止のため、長い時で2時間連続、エアコンや扇風機を止める必要があり、
比較的気温の低い早朝の時間帯を縫って録音しようにも、
自分自身の熱中症予防の観点から、
連続した録音時間を確保することが3カ月近くもの間、困難になってしまいました。
完成を待ち望んでくださっている方のために、
1日も早く仕上げたい気持ちでいっぱいなのですが、
時間を要しております背景を、この場で共有させていただきます。
この点は、AIや読み上げ機能に敵いませんが、
聴いてくださる方がおられるかぎり、
人の声の果たす役割は存在し続けると信じております。
昨年末、利用開始となり、
早速、多くの方々がお聴きになっていると伺いました。
皆様と作品を共有できる奇跡、
そして、
秋谷りんこさんが描く登場人物たちの機微に触れ、
リアルタイムで提起される社会課題について考察を深める機会となる本シリーズと
このような形で伴走できておりますことに、
感謝申し上げます。
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